創立以来700人を超える学者・研究者による「かわさき市民アカデミー」での講義を読みやすい形でまとめ編集したブックレット。
| No.1 心を癒す 村井靖児 著 定価 525円 (本体 500円) 音楽大学で音楽による癒しを講義する精神科医が語る癒しの意味とは?教室で実演された音楽療法は受講者に何をもた らしたのか,興味深い。 |
| No.2 食は文化なり 樺山紘一 著 定価 525円 (本体 500円) 「文化としての食」を飢餓・飽食・禁忌・美食という観点から歴史的に分析する。人類の飢餓との闘いの歴史。飽食と豊食 とはどう違うのか。 |
| No.3 明治の精神を考える 松本三之介 著 定価 525円 (本体 500円) 明治の思想に共通する国家的精神・進取の精神・武士的精神・独立自尊・多元的政治を説いた明治の思想家,福沢諭 吉。日本思想の優れた入門書。 |
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No.4 ジャーナリズムの世界に生きて 原寿雄 著 定価 682円 (本体 650円) 社会部記者として現場で体験したさまざまな事件,読者の知らないジャーナリズムの現場の経験からの著者の自戒。 新聞の読み方にも目を開かせてくれる。 |
| No.5 憲法のいま・憲法とわたし 奥平康弘 著 定価 682円 (本体 650円) 日本国憲法成立の歴史,憲法を私たちが半世紀かけて自分のものとしてきた歴史。憲法学者である著者はその歴史にど う関わってきたのか。 |
| No.6 文学の中の日本語―深く読むために― 塩崎紀子著 定価 682円 (本体 650円) 森鴎外『舞姫』,大江健三郎『僕が本当に若かった頃』などをテキストに,言葉と表現,そして二青年のアイデンティティ問 題へと深く読み込んでいく。 |
| No.7 いま宮沢賢治を読みなおす 小森陽一 著 定価 682円 (本体 650円) 『春と修羅』(宮沢賢治という多面体),『山男の四月』(資本主義の恐怖)をとりあげ,時代背景との関連,賢治の多様な関 心を交えて解説する。 |
| No.8 ヨーロッパ美術における死の表現――中世民衆の文化遺産「死の舞踏」 海津忠雄 著 定価 682円 (本体 650円) ピーサの壁画「死の勝利」,ホルバインの版画,欧州各地の「死の舞踏」。「死の表現」の裏にある人間観とは。それが近 代美術に与えた影響とは。 |
| No.9 ピアノ進化の歴史と演奏家 ― いい音を求めて 村上輝久 著 定価 682円 (本体 650円) 1950年代に調律師となり,世界の一流ピアニストたちに信頼され調律を任された著者の語る「いい音」とは何か。 ピアノ発達史と作 曲家,子どもの音感教育。 |
| No.10 藤沢周平の世界へようこそ 和田あき子 著 定価 682円 (本体 650円) 藤沢作品の全体像を語る第一部「藤沢周平の世界」,藤沢が長年住んだ大泉学園町から見た第二部「作家という生活 者」。詳細な作品年譜付き。 |
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No.11 セザンヌを愛するために ― その人生と芸術 末永照和 著 定価 840円 (本体 800円) 印象派から出発して堅実な画面構成で独自の画風を確立。キュービズムなど20世紀絵画に大きな影響を与えたセザンヌ の生涯と制作の歩み。 |
| No.12 日本文化と能・狂言 坂井孝一 著 定価 525円 (本体 500円) 古来の芸能から世阿弥による能の大成までの日本の伝統芸能の歴史、能・狂言の基礎知識(能の舞台、演者、能面、能 の動作、謡と囃子、夢幻能と現在能)、能に象徴される日本・東洋の思想と西洋の思想の違いをわかりやすくまとめた。 |
| No.13 「鎖国」を見直す 荒野泰典著 定価 682円 (本体 650円) 近年、日本史のさまざまな分野で歴史の見方、捉え方、歴史的事実の見直しが進んでいるが、本書は「江戸時代はいわ ゆる鎖国ではなかった」として長崎・対馬・琉球等を窓口とする江戸時代日本の豊かな国際関係を語る。 |
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No.14 グローバリゼーションとは何か 遠藤誠治 著 定価 682円 (本体 650円) 格差と不均衡をもたらしたグローバリゼーションとは、「科学技術の進歩に支えられた人・情報・財の交流の高度化がもた らす政治・経済・社会構造の再編成過程」である。これに対するアンチ・グローバリズムの諸潮流、グローバリゼーション に伴う国家の変容、そして市民社会のグローバリゼーション、グローバルな民主主義をどう実現するか。 |
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No.15 絵本編集者の眼 松居直 著 定価 682円 (本体 650円) 『もりのなか』、『わたしとあそんで』、『海のおばけオーリー』など数多くの絵本をつくったアメリカの絵本作家マリー・ホ ール・エッツの作品と人生を通して、絵本とは何か、子どもの世界とは何かを考える。「父親は現実の体現者。父親の 姿が見えないと、子どもの成長に支障が出る」、「ごっこ遊びは、子どもの内面を豊かにする」、「子どもが一人でいる ことも大切。孤独と沈黙と静寂の中で子どもは自分のことばに気づく。」 |
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No.16 パリのカンデンスキ ― その素材と技法と 西田秀穂著 定価 840円 (本体 800円) 表現主義、華麗な色彩の抽象絵画、二十世紀の新しい美術を切り開いた一人であるロシア人画家ワシリー・カンディンス キーは、1934年ナチスに追われてパリに移り住み晩年を過ごした。戦時下のパリで画材の入手にも事欠き、工夫を重ね て制作した数百点をカンディンスキーは、ロシア民衆に贈ると遺言したという。あまり知られていないパリ時代のカンディン スキーの制作と生活を愛情をこめて語る。 |
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No.17 子どもの本とは何か 清水眞砂子 著 定価 525円 (本体 500円) 子どもの本の真髄とは「人生は生きるに価する、成長するって素敵なこと」だと子どもたちに伝えることだという。だから子 どもの本はハッピーエンドでなければいけない。子どもだって人生が光だけでないことを知っている。一週間に一時間の 幸せな時間があれば生きられる・・・「ゲド戦記」の翻訳者で知られる著者の子どもをめぐることばは、こどもというもの・人 間というものの本質に気づかせてくれる。 |
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No.18 『平家物語』誕生の時代 日下力著 定価 682円 (本体 650円) 『平家物語』成立時期の検証に始まって、物語に盛られた数々のエピソードは誰がどんな思いで語ったものだったか。こ の物語が書かれた時代の思潮と社会状況は。そして戦いに生き残った人々のその後は…引用を交えてテンポよく語る。 |
| No.19 麗しのサンクトペテルブルグ 中村喜和 著 定価 682円 (本体 650円) 前半は、世界で最も美しいといわれる町ペテルブルグの、ロシア帝国の首都としての200年余の波乱万丈の歴史と魅力 的モニュメントを述べる。後半は、日本に関する多くの著作を残したゴンザ少年など、江戸から明治時代の日本から漂 流等でこの町を訪れ、確かな足跡を残した日本人の物語を示す。 |
| No.20 文学に見る女と男・その愛のかたち ― 泉鏡花と夏目漱石 久保田淳著 定価682円 (本体 650円) 泉鏡花『売色鴨南蛮』と夏目漱石『虞美人草』を取り上げ、二人の作家としての生い立ちと、そこに現れた女性観・恋愛観 を分析する。後半では、筆者と評論家・江藤文夫が、二人の作家の文体や構成の特徴、作品の背後にある文学的伝統、 さらに明治の日本文学が教科書から消えたことが若者人間理解に及ぼす憂い等を対談形式で語る。 |
| No.21 社会福祉思想の革新 ― 福祉国家・セン・公共哲学 山脇直司 著 定価525円 (本体 500円) 社会福祉は政策上の問題だけではなく、現代の大きな思想的争点となっている。本書ではそうした観点から、社会福祉 思想が19世紀から20世紀末に至るまでどのように展開され、21世紀に入った今日どのように革新されるべきかを考えて いく。 |
| No.22 世界の中の日本経済 ― ドル危機から日本経済のシステム改革まで 伊藤正直著 定価682円 (本体 650円) 経済理論の違いは、根底にある人間観やそれに基づく企業や人々の行動原理の違いによるものであるという問題に関心 をもちつつ、1970、80、90年代の日本経済と、近年の橋本六大改革、金融危機、小泉構造改革などを分析する。 |
| No.23 京都学入門 ― 京都の風土と文化を考える 村井守 著 定価682円(本体 650円) 多くの人々を惹きつける京都について、政治・街・寺社・庭園・暮らし・文学の6つの切り口から分析する。遺跡や文化財、 町並みは自分の心に響いた時に本当の喜びがあるという立場から、実際に京都を訪れることを前提として書かれている。 |
| No.24 ノンフィクションの現場を歩く ― 台湾原住民族と日本 柳本通彦 著 定価682円(本体650円) 1987年から台湾に渡り、地道な取材を通じて台湾史の発掘作業を続けるノンフィクション作家が、原住民の過去と現在を 語る。日本兵として戦った山岳民族や、日本の工場で働かされた少年工など、戦後60年を経て風化していくおそれのある 史実について詳述。 |
| No.25 天寿を全うするための科学技術 ― 光触媒を例にして 藤嶋昭著 定価682円 科学技術の最終目的は、どの人も望んでいる「天寿を全うすることに寄与すること」である、という視点から、健康を維持す るために不可欠な「きれいな空気」「きれいな水」「清潔な空間」をつくりだすための技術、光触媒を身近な例をとってやさし く解説する。 |
| No.26 フランドルの美術 ― カンパンからブリューゲルまで 岡部紘三 著 定価840円 フランドルの美術は15世紀初頭からヴァロア朝ブルゴーニュ公国において、15世紀末からはハプスブルグ家の実質的な 支配のもとに展開しました。ここでは、15世紀初頭から16世紀中葉までの、フランドル地方、ブラバント州を含む南ネーデ ルランド全体における主要な画家とその作品を解説。 |
| No.27 教育の古層―生を養う 寺崎弘明・周禅鴻 著 定価682円 教育という営みは元来「生を養う」営みを意味するものであったが、今ではそうした基本的な認識が忘れ去れてしまってい る。「生を養う」ということがどのようなものであり、どのような広がりをもっているのか、そのことを深め広げて考えるために も、「教育」というものことばそのものの意味について考えみる。 |
| No.28 働く人のメンタルヘルス 松坂利之 著 定価682円 近年、仕事や職業生活に関する強い悩み、不安、ストレスの存在を訴える人は増加傾向にある。本書では、働く人の、と くに心の健康維持・増進への早急な取り込みが必要であるとし、自分でできる ストレス対処法(セルフケア)について考 える。 |
| No.29 市民のオーラル・ヒストリー ― 歴史を書く力を取り戻す 酒井順子 著 定価682円 「オーラル・ヒストリー」は、1970年代以降に英米で民衆史として発展した歴史学の手法で、人々の語った経験を基に歴史 学を組み立てていく方法である。現在は歴史学、社会学、民俗学、人類学、心理学、医療社会学と広範にわたりその可 能性が論じられている。本書では、個人としての市民研究者のために、筆者自身の経験をもとに「オーラル・ヒストリー」の 可能性について考える |
| No.30 時代に挑む巡礼者 ― 傷病巡礼が問いかけるもの 寺戸淳子 著 定価682円 巡礼には問題から距離を置きリセットするという働きがあるとする。本書では、19世紀フランスのルルド巡礼において、 人々がどのように時代を批判し対応策をとってきたかを見る。さらに、そのことを通して現代日本に生きるわれわれの、 社会的・個人的な問題に立ち向かう手がかりを考える。 |
| No.31 四国遍路文化論 ― 接待の創造力 浅川泰宏 著 定価525円 本書は人間疎外の克服策としての巡礼を注目し、17世紀以降、約400年にわたってつくりあげられた四国遍路における 人々の交流の歴史、接待文化について述べている。 |
| No.32 多文化社会を考える ― ドイツの変容と日本の未来 岡本奈穂子 著 定価682円 文化的背景が異なる人々がともに暮らす多文化共生を重要な課題とし、1950年代半ばに外国人労働者の受入れを始 め、民族国家から移民国家へと変貌を遂げたドイツの事例から、日本は何を学ぶべきかを考える。 |
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