経済数学・ゲーム理論
現代経済学の数学基礎 [第4版] (上・下)
  [Fundamental Methods of Mathematical Economics (4th Ed.)]
  A.C. チャン/K. ウェインライト 著
  小田正雄/高森寛/森崎初男/森平爽一郎 訳
  上巻 A5判/496頁 定価 (本体 3,300円+税)

  下巻 A5判/488頁 定価 (本体 3,400円+税)

 ・本書は,経済学に不可欠の基本的な数学的手法を学ぼうとされる経済学部の学生のための教科書の最新改訂版
  である。この版ではこれまでの版の基本的な目的とスタイルを維持しているが,いくつかの点で大きな変更が
  行われた。
 ・数理計画に関する題材は新しく「第13章 最適化のさらなるトピックス」として追加されている。この第13章
  は,不等式制約下の最適化と包絡線定理という2つのテーマを持っている。最初のテーマでは,クーン-
  タッカー条件が前版と同様な方法で展開されているが、扱っているトピックスは,ピークロード・プライシン
  グや消費者配給制などを含むいくつかの新しい応用例を入れて拡張された。2番目のテーマは包絡線定理
  の展開,最大値関数,および双対性の概念に関連するものである。
 ・もう1つの重要な追加は,最適制御論を扱った新しい第20章である。この章では,最適制御の基礎を提供し
  資源経済学や最適成長論などからの例を含めて,それがどのように経済学に応用されるかを示している。

 その他の重要な追加や改善:
 ・第3章では,高次の多項式を解く問題を因数分解によって展開している(3.3節)。
 ・第4章では,マルコフ・チェインに関する新しい節が加えられている(4.7節)。
 ・第5章では,階段行列によって行列の階をチェックしており(5.1節),レオンチェフの投入・産出モデルとの
  関連でホーキンズ-サイモン条件を導入している(5.7節)。経済への適用では,新しい例がつけ加えられ
  ており,また既存の例のいくつかについても補強されている。モデルの線形モデルが5.6節に取り入れられ
  ており,8.6節のモデルのより一般的な形が閉鎖経済と開放経済の両方を含むように拡張され,それによっ
  て比較静学の一般的な関数モデルへの適用がより豊かになっている。
 ・その他,期待効用と危険選好(9.3節),コブ-ダグラス生産関数を組み込んだ利潤最大化モデル(11.6節),
  2期の異時点間選択モデル(12.3節)である。


 
 [まえがき・目次を見る] 


  [下巻の目次を見る]
動学的最適化の基礎
  [Elements of Dynamic Optimization]
  A.C. チャン著
  小田正雄/仙波憲一/高森寛/平澤典男 訳
  A5判/386頁 定価 (本体4,000円+税)


 本書はA.C.チャンの前著『現代経済学の数学基礎』(上・下巻)の続編で,動学的最適化理論のうち,変分法と
 最適制御論に焦点をあてたテキストである。動学的最適化の分析にはいくつかのアプローチがあるが,その中心
 は変分法,最適制御論,および動学的計画法の3つである。本書は特にこの中の最初の2つのアプローチについ
 て詳細に解説している。本書はこれらを含めて,経済学で使われる動学的最適化理論を,多くの具体的な例を
 用いて手に取るように解説したテキストである。本書では,変分法と最適制御論を中心に,経済学で用いられる
 動学的最適化の分析手法を,豊富な適用例を揃えて解説している。演習問題の解答が用意されていることも
 テキストとしての本書の価値を大きく高めている。

  [序文・目次を見る]
例題で学ぶ入門経済数学(上・下)
  E. ドウリング 著
  大住栄治/川島康男 訳
  上巻:A5 判/248 頁 定価 (本体 2,913円+税)
  下巻:A5 判/224 頁 定価 (本体 3,107円+税)

 各章と演習という形式で「例題を解くことによって学ぶ」。言葉による説明をできるだけ簡潔にし,具体的な
 数値による例題と演習問題を1つ1つ解いて理解を確認しながら進むことで,経済数学が自然と習得できる。


 序文  目次
ゲーム理論とその経済学への応用
  [GAME THEORY ― Introdution and Applications]
  G. ロンプ 著 福住多一 訳
  A5判/384頁 定価 (本体価格3,500円+税)

 ●本書は,ゲーム理論を経済学に応用しようとする読者のために書かれている。
 ●本書ではマクロ経済学からミクロ経済学までの広い範囲にわたり,これらの話題を高度な水準の数学を使わ
   ずに扱っている。とくに,経済学者が関心を寄せる多くの問題を深く理解するために,ゲーム理論がどのよう
   に役立つのかを提示している。
 ●学習をよりいっそう助けるために,主だった章に多くの問題をつけている。これらの練習問題には,本書を包
   括的に理解する役割もあり,また,前の章のアイディアを発展させたり,後の議論の基礎にもなっている。   


  [はしがき・目次を見る]